家庭菜園と鳥との関係   もどる

鳥好きの人は「あ〜あ1メーター位のところでカワラヒワやムクドリ見てみたいなー」と思っていることでしょう。いい考えがあります家庭菜園をするのです。

しかし条件があります。農薬を使わない無農薬であること…出来れば堆肥などを使った有機栽培
が望ましい。なぜそんなにこだわるかと言うと無農薬は作物にいいだけでなく土にいいのです。

鳥と仲良くなりたい方は土にこだわってください。畑はひとつの作物が終わるたびに、畑を掘り返す天地返しなどの土壌改良を普通行います。

このとき無農薬や有機栽培の畑だと大量のミミズや小さな虫が出てくるのだ。そうです!この虫を狙って野鳥たちがそばにやってくるのです。

彼らは、そっとチャンスを狙っている。人間が次の作業のため後ろを向いて作業をしていると、サーっと飛んで来て急いで虫やミミズをついばみ始めます。黙って食べていればこっちも気がつかないのに「チュン」「ピッ」なんて鳴くもんだからこっちも「ああ来たな」と気づくのです。

つまり面と向かってじっと鳥を見ることは、あまり出来ませんが知らん振りしてそっと横目で見て御覧なさい。

逃げる体制のまま尻尾をピコピコやりながら「今日のミミズは美味しいね」と一生懸命、土の中にくちばしを突っ込んでいる鳥を見ることが出来ます。


なぜ鳥は危険を冒してまで人のそばに来るのか?ミミズなどの生き物は直射日光に弱くあっという間に土の中に逃げ込んでしまうため、ぐずぐずしていられないのです。

それに大型の鳥ならいざ知らず小鳥にとってミミズは自分の力ではなかなか手に入れることの出来ない上等の獲物だからでしょうね。

http://homepage1.nifty.com/torio/ おとぼけ野鳥の会・創立記念日2000・7・1

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