2000/08/30 (水) 新潟市内に出没していた。日本猿がついに御用となりました。捕獲された場所は市内の八千代保育園で朝、先生が保育園の遊戯室で中にあった遊具で遊んでいる所を見つけました。先生は逃げないように部屋にカギをかけ、すぐ警察に連絡したそうです。 猿は吹き矢に仕込まれた麻酔薬であえなくお縄になり愛鳥センターに保護されました。 現場はパトカー数台が駆けつけ物々しい雰囲気であった。ぐうぜん出勤途中でそばを通りかかった「日本おとぼけ野鳥の会」の飯田鳥尾さんは「イヤーびっくりしました。こんな所に猿が出るなんてねーよっぽど滑り台がしたかったんですね。」と興奮しながら語っていた。
2000/08/5(土) 中国のトキは野生、飼育ともに34羽づつ増え総生息数は260羽余りとなった。洋県のトキ救護飼育センターでは17ペアから93個の卵が生まれその内52個が孵化34羽が順調に育っているという。 野生のトキは18ペアから55個の卵が生まれ46羽が孵化34羽が巣立った。これで北京動物園のトキ24羽、野生130羽余、飼育トキ107羽合わせて260羽を上回った。 個体数が増えるにしたがって飼育ゲージも狭くなり、新しい飼育ゲージを建築したりと色々新たな問題も起きてくる。しかしそれは日本から比べれば贅沢な話で早くこちらも中国のような嬉しい問題で頭を悩ましてみたい物だ。
2000/08/02 (水) 私たちに比較的なじみの深い野鳥であるモズやヒバリの繁殖場所が激減している。このショッキングな報告は日本野鳥の会の「鳥類生息分布調査」の中間報告で明らかにされたものである。 これは1997〜98年にかけて環境庁の「緑の国勢調査」の一環で実施された物だ。 特にヒバリは二百十一ヶ所あった繁殖確認地がおよそ三分の一と激減している。ヒバリを始め、なぜ鳥たちの繁殖地が激減したか原因は色々考えられるが森林伐採などによる自然破壊。越冬地の東南アジアの環境悪化による個体数の減少が考えられる。 シロチドリの減少について考えられるのは、砂浜や川原の減少とエサとなる小魚の激減(ブラックバスなどの外来魚が根こそぎ食べてしまった可能性もある) ヒバリの場合ははっきりしている。生息に適した環境であるはずの草原や農耕地がどんどん姿を消しているからにほかならない。 それに関連した報告によると、野鳥とは逆にペットとして外国から輸入された鳥が野生化し徐々に繁殖地を広めているという。 |