鳥バカ通信局  2000  11月    NO61〜NO70  戻る
NO61
2000/11/05 (日)

今日は寝坊して11時頃、鳥屋野潟に白鳥を見に行ったらもうどこにも居なかった。きっと田んぼにエサを食べに行っているのだろう。白鳥は見れなかったけどバードウォッチングの一団を見た。いい機材を持っている。どんな人があんないい機材を使うのかな?と見ると年配の方ばかりで(夫婦連れが多かった)冷やかしではなく本当に鳥が好きって感じで見ていてほほえましかった。

ガイドらしき若い男性が身振り手振りで鳥の説明をしている。白鳥はその付近には居なかったがカモ類がたくさん居るので鳥見には困らないだろう。鳥見は若い人より年配の方のほうがきっと多いんじゃあないでしょうか。いつまでも夫婦仲良く鳥見をしてください。


NO62
2000/11/06 (月)

鳥屋野潟は昔(そんな昔でもないが…)カモなどの狩猟地だった。当然今よりも鳥が豊富だったせいもあるだろう。でも今は禁猟区になり鳥達も大切に保護されている。何年か前、白鳥が殺された事件があったが今はそんな事もない。実に平和そのものです。

あわせて動物も豊富にいてタヌキ、モグラ、カヤネズミ、亀、と実にバラエティーに飛んでいる。あとは水を綺麗にすることです。だいぶ綺麗になってきたけど、まだまだ綺麗にしないと…とにかく透明度を上げなければ。鳥だってその方が良いと言ってました。(本当だよ)


NO63
2000/11/07 (火)  

今日は暖かかったせいか鳥屋野潟の朝もやが濃かった。私の鳥見の場所はお日様が真正面から上がるので鳥は逆光になる。でも別に写真を撮るわけでもないので何とか鳥たちの様子は分かる。白鳥たちのいる場所がだいたい決まってきたみたいだ。だいぶ民家に近い所に居るのでさぞやうるさい事だろう。

小鳥たちはどこに行ったの?と思うくらい姿を見かけない。と言うよりもカモの数が多すぎてそう感じるだけかもしれない。とにかく水鳥たちは元気だ。気持ちよさそうに流れに乗ってプカプカ流されていく。私ものんびりとボートに乗っていっしょにプカプカしたくなりました。


NO64
2000/11/08 (水)

いつも遊びにいっている、こばさんの掲示板で「こっちの方では白鳥は飼われていますよ」と書いてあった。私は白鳥は野生があたりまえで飼われているなんて考えた事も無かった。と、言う事はあの大迫力の飛来を見ることは無いと言う事ですね。ちょっと複雑…白鳥に関してはやっぱり新潟は恵まれているんですね。

瓢湖にも傷ついて保護を前提に飼われている白鳥がいることは居るがやっぱり寂しそうだ。鳥は大空が似合う…だってそのための翼なのですから…


NO65
2000/11/09 (木)

カラスが木に止まってこっちを見ていた。この時にスーッと通り過ぎれば別にアクションは起こさない。しかし目があったり少しでもカラスに近づくとすぐ逃げる。やっぱりカラスは頭がいいみたいだ。隣りの家でカラスのヒナを飼っていた事があった。カエルなどを丸呑みにする時は目を白目にしたり凄い食欲だ。

飼い主の言う事がわかるのかほとんど言う事を聞いてくれた。そんなイメージがあるものだから他の人のようにカラスに対して嫌悪感を抱くと言う事は無い。こっちが何もしなければ向こうから攻撃する事はあまり無いので、皆さんもたまには、カラスを遠くからでも眺めてください。


NO66
2000/11/10 (金)

子供部屋の隣りは空き地になっていて遠い音もよく聞こえる。息子が「お父さん白鳥の声夜うるせえだろ?」「いーや聞こえねえよ」どうやら空き地が音の通路になって白鳥の声が聞こえるらしい。寝ていても鳥の声が聞こえるなんて部屋を息子と替わりたいぐらいだ。

しかしこの子は鳥にあまり興味が無い公園のアヒルを見て「白鳥だ白鳥だ」と、わめいた子だからなー。なんとかして鳥道に巻き込みたい物じゃ。


NO67
2000/11/11 (土)

今日は寒かった。鳥を見ていたら足の先がジンジンしてきた。少しでも近くで見ようと足元に水が浮いてくるほど湖に近づいたのが原因ですね。しかし鳥は寒くないのだろうか?カモなどは水の中にしょっちゅう潜ってエサを探している。体力があるんだろうなー。もっとも何千キロも飛んでくるのだから体が温まって寒くないのかもね。(ほとんど子供の質問のようになってしまいました)

鳥について知らない事がいっぱいあるから、かえって面白いのかもしれません。なんでもかんでもわかったらネタのばれた手品みたいで面白くない。私は常に質問だらけです。皆さんはどうですか?


NO68
2000/11/12 (日)

風がやけに強い、湖面の鳥達もどんどん流されて行く。20メーターも流されると又もとの場所まで飛んで戻る。この繰り返しだ。あの大きい白鳥でさえ流される。鳥にとって風は、あまりありがたくない代物かもしれない。小さなカモ達は葦原の間に避難して「ガアガア」鳴いていた。今日もオシドリは発見できなかった。瓢湖には沢山いたから鳥屋野潟にも来てもいいと思うのだが…

今日、白鳥が回りの餌場から何時頃帰って来るのか時間を計ってみた。一応4時半から観測を始めたのだが来る気配も無い。しかし4時45分頃突然50羽ほどの編隊が帰ってきた。それから1〜2分おきに10羽ほどのかたまりが来た。近所の人に聞くと「5時過ぎて真っ暗くなった頃、沢山来る」と言っていたので相当遠くの餌場まで出張しているみたいです。

やはりじっくり観察するなら朝の6時頃が一番いいようだ。でも最近寒いしなー…朝の6時はちとつらい。天気がよくて気分のいい日にチャレンジしてみよう。


NO69
2000/11/13 (月)

昨日初めて知ったのだが鳥屋野潟には傷ついて渡りが不可能な白鳥がいるらしい。それもたった一羽…寂しいだろうな、「浮島をねぐらにして、ぽっんといた」と言うのだ。今は仲間が沢山きて。嬉しいだろうな。今シーズンが終わる頃には、仲間と一緒に渡りが出来るといいのだけど。

鳥屋野潟にも白鳥の餌付けをされている方がいると聞く。餌付けは賛否両論ある微妙な問題ではあるが、新潟の雪の時期は鳥たちにとって本当に厳しいのだ。ある程度雪を体験された方がそれを承知で「鳥にエサはやらないように」と言うのならなんとなくわかるのですが…


NO70
2000/11/14 (火)

半端でなく寒くなってきた。そろそろ鳥見をする時は、使い捨てカイロを2〜3個体に貼り付け熱いコーヒーを魔法瓶に入れてきたほうがいいみたい。自転車もやめて車にしたほうがいいだろうか…しかし車は小回りが効かないしなー。

人間も寒いのだから鳥も、もちろん寒いだろう。数年前ハトが3羽ほど同じ場所で死んでいた。その日の朝は、水道管も破裂するほど寒かったので多分凍死したものと思われる。死んだハトを埋めながら「ハトが死ぬぐらいだから小鳥は大丈夫かな?」とそこらへんを探したが他には見当たらなかった。よかった…

私は何もしてやる事が出来ないけど、鳥君たち寒さに向かってガンバロー♪