鳥バカ通信局  2000  10月〜11月   NO51〜NO60  戻る
NO51
2000/10/26 (木)      
鳥屋野潟を飛行する白鳥の編隊


うーん、いまいち写真がうまく撮れないのーでも感じは何とか伝わるでしょう。実際は頭のすぐ上だったから凄く迫力があった。もう少し数が増えると岸ぎりぎりまで来てくれる白鳥も現れるのでその時写真に再チャレンジしてみます。

カモ類も随分と種類が増えてきた。今度の休みの日にじっくり観察しなくっちゃ。オシドリでも来ないかな−瓢湖ですぐそばで見たときは凄く綺麗だった。カモ類の中では羽の鮮やかさはぴかいちでしょうね。早く休み来ないかなー。


NO52
2000/10/27 (金)

今日は仕事で福島潟の方へ行ってきた。さすがにこっちは白鳥が多い。田んぼでエサをついばんだり日向ぼっこしたり、すっかりくつろいでいる。なかには首を羽の中に入れて昼寝をしている白鳥までいた。ヒシクイだろうか編隊を組んで空の散歩の真っ最中だ。

不思議と一塊なのだ。単独行動をしている白鳥は見かけない。敵から身を守る手段なんでしょうね。「寄らば大樹の陰」周りには小さな小鳥やカモなどがいる。なんてのどかなのでしょう。しばし浮世を忘れて鳥と一体になったような気がした一瞬でした。


NO53
2000/10/28 (土)

今日はとうとう鳥を見なかった。もちろん遠くから豆粒くらいの鳥は見たのだがすぐ家の中に入ってしまったのでそれっきりだ。だからなんとなく物足りない。明日は起きられたら朝早く鳥屋野潟に行こう。

今日は鳥の声がよく聞こえる。空気がすんでいる性だろうか…スズメの声が特に綺麗に聞こえる。「あれ?スズメってあんなに綺麗な声で鳴いたっけな…」意外な面を発見した一日でした。


NO54
2000/10/29 (日)

今日は思いっきり白鳥の飛来を見た。次から次へと飛んで来る。先週の日曜日とは数がぜんぜん違う、もうとても数え切れる数ではない。すぐ頭の上を飛んでいくので「パサパサパサ」と羽の音がはっきり聞こえる。見た目は優雅な羽ばたきだが、あの巨体を空中に浮かべているのだ相当の力で羽ばたいているのだと思う。

寒いしあたりも暗くなってきたので家に帰ろうかとしたが、まだ白鳥が飛来してくる。突然暗闇の中から50羽くらいの一団が湖に突っ込んできた。昼間のように何回も旋回してのんびりとは下りてこない。ほとんど飛び込んでくるといった方がいいくらいだ。それを最後にあたりは急に静かになった。

「うー寒い」こんなに寒くなるんだったら車でくればよかった。私は手をこすると、愛車の「ママチャリ・ガルーダ・スーパーXターボU」のペダルを思いっきりこぐのであった。


NO55
2000/10/30 (月)


いつも思うのだが鳥の言葉ってやっぱり種類によって違うのだろうか?それとも方言みたいな物で発音は違うけど意味は通じているのだろうか?なぜそんな事を思うかというと、よくたった一羽で知らない所に迷子になってしまう鳥っているでしょ。あれってとっても寂しいよね。ちゃんと他の鳥たちとお話して寂しさを紛らわせる事が出来ているのかな…

私、自身寂しがりやだからとっても気になる。たった一羽で鳴いている鳥って凄く寂しそうな鳴き声に聞こえませんか?そんな事思うの私だけかな…今度一人ぼっちの鳥君がいたら聞いてみます。


NO56
2000/10/31 (火)

会社の隅っこに10日ぐらい前から古くなった直径5センチ位のブドウパンを置いてみた。がっ、さっぱり食べに来ない。雨が降ってパンがふやけたためだろうか…2〜3日見るのを忘れていたが今日久しぶりに見たらパンが一個になっていた。食べたんだ。多分スズメだろう。

最後のパンが無くなったら今度なにやろうかな…腐ったミカンやってみっかな。たまにメジロが見たいから柿でも置いてみるか。椿の木にメジロが花の蜜を吸いに来たのを見たことがある。不器用ではあるがホバーリングもちゃんとしていた。今ではめったに街中で見れなくなったメジロだけど又見てみたいな。



2000 11月

NO57
2000/11/01 (水)

瓢湖の白鳥の数が6150羽になった。昨シーズンより渡りが遅かったのに、この飛来数は10月としては記録だそうだ。それは一体何を意味しているのでしょうか?周りの湖から「瓢湖に行くとご馳走があるらしいぞ」なんて口コミで広がってるのかもしれない。

鳥屋野潟も負けずに鳥の数がぐっと増えてきた。今まで遠くに聞こえていた白鳥の声が、今日は凄く近くに聞こえる。きっと今まで一ヶ所に固まっていた物が自分の好きな場所に分散し始めたためだろう。もう少しすると今度は屋根の上を飛行し始めるから少しうるさくなるな。でもこれも鳥屋野潟の風物詩です。

白鳥みたいな大型の鳥が来た性かカモ達の威勢がいい。やはり近くに大きい鳥がいると安心するんですね。「ガアガア」普段の2倍ぐらいの声で鳴いています。今日も鳥屋野潟は平和です。よかったよかった。

新潟を離れている皆さん元気ですか?新潟はあなた達が離れたときのまんまです。いつでも帰ってきてください…故郷は遠くにありて思うもの…お元気で。


NO58
2000/11/02 (木)

昨日の白鳥の声が気になつたので朝早く鳥屋野潟に行ってみた。やっぱり普段いない場所に白鳥がいた。雨が降っていたのでアシハラまでは入っていかなかったが、離れていても充分観察できた。

白鳥のグループがゆっくりと湖の上を旋回している。すぐ近くに下りてきたがあまりに近くに下りすぎて逆にアシで隠れて見えなかった。それと入れ替わるように突然シラサギが六羽飛び立った。体はスリムだがこの鳥もなかなか大きい。新潟には白い鳥が似合う。

しかし雪が積もったらこんなに毎日はこれないな…今のうちにたっぷり見ておきましょう。


NO59
2000/11/03 (金)

近くに住んでいる友人がコスモスの写真を撮りたいと朝早く家に来た。鳥も見たかったのでいつも鳥見をしている場所を案内した。コスモスは時期はずれでろくな物が無かったが鳥はいっぱい居た。よかったよかった。

殺風景だった鳥屋野潟の大空も随分とにぎやかになってきました。右から左から鳥たちが飛んで来て、ちっともあきません。しかし当てが外れた友人は撮る物が無いので食用菊を撮っていた。悪い事をしたな…

新潟の天気のいいのは残念ながら明日の土曜日まで、日曜日は鳥見は出来ないかも知れない。


NO60
2000/11/04 (土)

エサが少なくなってきたのか小鳥たちがだいぶ市街地でも見れるようになったきた。歩道橋を渡っているとすぐ近くの木でスズメが鳴いている。お腹がすいているのかなー。昔と違ってゴミ捨て場もだいぶ整理されてきて残飯などもあまり出ていない。

カラスがまずゴミ袋を破ってゴミを食い散らかし、飛び散った残飯を小鳥などが綺麗にたいらげるこのパターンでした。スズメなどの人間依存型の小鳥は特に大変だろう。新潟はさらに雪と言う邪魔な物もある。そのつらい雪がもうすぐ降る。今年はなんか大雪のような気がする。だってカマキリの卵が去年よりだいぶ高い所に産んであったもん。