鳥バカ通信局  2000  9月   NO11〜NO20 戻る
NO11
2000/09/13 (水)

最近、仕事のつごうで少し帰りが遅い。だから鳥を見ながら帰るいつものパターンが崩れてしまった。(自転車だから鳥を見つけるとしょっちゅう止まる)

薄暗いので鳥の鳴き声しか聞こえない。「あ、あそこに居るな」と音のする方を見ると木のしげみの中から「チュン、チュン」とスズメが忙しそうに鳴いている。そこはきっと彼らのねぐらなのだろう。

秋の日はつるべ落とし、あと2週間もすると帰りはいつも暗くなってしまう…自転車のライトを点けると私もねぐらへと急いだ。

NO12
2000/09/14 (木)

会社の隅っこに仕事の都合で出たゴミをまとめておくスペースがある。そこをゴミ捨て場と間違えて通りががりの人が皆ゴミを捨てていく。

今日はなんとあろうことか生ゴミまで捨ててあった。カラスでもつついたのであろう、おにぎりらしき物体が無残にも原形をとどめない位バラバラになってた。

喜んでいるのはスズメだけ雨にぬれて丁度いい頃合にふやけたご飯粒を美味しそうについばんでいた。

ゴミの不法投棄にはムカッときたがスズメが喜んでいるからまっいいか…


NO13  
2000/09/15 (金)


こりもしないでバカチョンカメラで鳥の写真を撮ろうと鳥屋野潟の周りを物色していた。すると運良くすぐにキジらしき鳥を発見!しかも目が合った。

ヤマドリとはちょっと感じが違ったので多分キジのメスだと思う。トットットッ足音を立て、てその鳥はすぐに姿をくらました。飛んでいないところを見るとまだ近くに居るらしい。

抜き足差し足忍び足「いない」…おかしい絶対この近くに居るはずなのに、そのとき足元1メートル位の所から突然その鳥が飛び立っていった。

「残念」とてもシャッターを切る暇はありませんでした。しかし恐ろしく大きな羽音だったので確認は出来なかったけどやっぱりキジだな!そういう事にしておこう。


NO14  
2000/09/17 (日)

風の強い日の鳥はかわいそうだ。まっすぐ飛んでいるつもりなんだろうけど風に押しもどされて斜めに飛んでいく。

風に乗ってしまえば楽でいいと思うけど、彼らはきっと風と反対の方に用事があるのだろう、あくまでも風に逆らって飛んでいる。

カラスなどは羽が飛び散ってもひるむことなく鳴きながら飛んでいた。私たちが思っているよりも風は苦にならないのかもしれない。


NO15
2000/09/18 (月)

夜の鳥見ってのも面白いかもしれない。でも見れる鳥は限られる。フクロウの仲間しか確認できないだろうな…しかし市街地に近いところではノゾキに来た変質者に間違われそうで、ちょっとやる勇気がない。

こんな事を書いていて気がついた。最近フクロウの声を聞かなくなったな。鳥は確実に少なくなっていく。ちょっと前はうるさいくらい鳴いていたのに…


NO16
2000/09/19 (火)


だいぶ日の落ちるのが早くなってきた。家の近くに来る頃には薄暗くなった。いつもの田んぼを見るとまだ鳥がたくさん飛んでいる。

と、思ったらなんと大量のコウモリでした。不思議な事にある一ヶ所に集中して飛び回っているすぐ隣りの田んぼには一匹もいない。

ひょっとして農薬を使ったものと無農薬の田んぼの差でしょうか?それともたまたまそこだけに蚊などの虫がわいていたのでしょうかそれはコウモリ君に聞かないとわかりません。もちろん私に聞いてもわかりません。


NO17
2000/09/21 (木)

今日はとうとう鳥の鳴き声を聞かなかった。何か落ち着かない今度、鳥の声のCDでもかけようかな。鳥の声だけメインに聞こえる物も好きだが川の音や遠くから聞こえる雷の音など入り混じった物も好きだ。今度オリジナルのものを作ってみよう。

NO18
2000/09/22 (金)

公園に鳥の巣を探しに行ったときは見つけることが出来なかったのに今日なんのき無しに会社に生えている木を見上げるとなんと鳥の巣があった。夏の間盛んにヒヨドリが鳴いていたので多分ヒヨドリの巣だと思う。冬がきて雪で壊れないうちに写真に撮っておこう。

しかし都会のど真ん中の巣のため材料が凄い。ビニール紐とか明らかにスーパーの買い物袋の切れ端まで使ってある。鳥の巣もなかなか奥が深い立派なもんだ。



NO19
2000/09/23 (土)


今日は鳥屋野潟を自転車でゆっくりゆっくり2時間ぐらいかけてバードウォッチングをした。双眼鏡も何も持っていかないので散歩といった方がいいかな、そんな時に限ってシャッターチャンスはあるものだ。ほんの15メートルの所にカルガモが6羽も日向ぼっこをしていた。くそーカメラ持ってくれば良かった。

鳥屋野潟を一周するには、半分ぐらい住宅地を通らなければならない。当然そこは車もひっきりなしに通る。かわいそうに直径1センチ体長50センチくらいの蛇が引かれていた。アリがたかっていたのでまだそんなに時間は経っていないだろうな…50メートルも走ると今度はスズメがぺっちゃんこになっていた。この前の日曜日にはカメがつぶれていたな…

生き物がまだたくさんいる証拠なのだが…やっぱりかわいそうだ。


NO20
2000/09/24 (日)

鳥屋野潟の回りにどんな鳥たちが来るか図書館まで調べに行った。ところが詳しい資料がぜんぜん無い。どうやら天然の潟なので記録があまり無いようだ。人造のものならはっきりとした記録が残っていたであろうに、残念。こし彦さんの真似をして鳥見マップ作ろうと思ったのだがちょって甘かったみたい。こうなったら得意のイラストで「鳥屋野潟バードマップ」てのを作ってみる事にした。

一回でも見た鳥を地図の上に描いていくんだ。その鳥をクリックすると簡単な解説と写真かイラストが出るようにして…なんかどこにでもありそうな気はするが鳥屋野潟をテーマにした物はきっと無いだろう。

そうそう図書館に行ったときまたキジバトの巣を見つけた。今ごろまだ子育てをするのかな?一生懸命、巣を作っている最中だったからきっと卵を産むつもりなんだろうな…もうすぐ寒い冬がやってくるよキジバトくん頑張ってね。