鳥バカ通信局 2000 1月 NO131〜NO140 戻る |
NO131 2001/01/17 (水) 会社の二階に“ウグイス”が紛れ込んで来た。これで覚えているだけでも5回目だ。新鮮な空気を部屋の中に入れたくて開けたのに…空気も入ってきたが鳥も入って来た。鳥から見ても窓は窓だと思うけど何しに入ってきたのだろう?それとも部屋から出て行った暖かい空気に誘われてきたのだろうか。 これが春ならホーホケキョと鳴いてくれるので凄く幸せな気分になれるのだが今の時期のウグイスの鳴き声では色気がない。15分位あっちにぶつかり、こっちにぶつかりしながらヘトヘトニなってやっと出て行った。すっかり冷えてしまった部屋の窓を閉めながら、ウグイスの後姿に向かって「春になったら又来てね」とつぶやいた。 NO132 2001/01/18 (木) 会社の裏口を開けたとたんにムクドリぐらいの大きさで濃い青緑の鳥が飛び立った。すぐ近くの家の軒下に止まったのですぐ見に行った。首のあたりからお腹の方にかけて赤茶色の羽が生えていた。回りが雪で真っ白だったので飛び立ってから軒下に行くまでまるでアニメーションを見ているようでした。後姿だけ見た時はブルーがカワセミの色そっくりだったので太ったカワセミかと思った。綺麗なブルーだったなー… 家に帰って調べてみたら、どうやら“イソヒヨドリ”らしい、ちょっと違うような気もするけどそれが一番近いみたいだし後似た鳥は見当たらない…多分間違いないだろう。 NO133 2001/01/19 (金) 普段あまり見向きもされないドバトだって鳥だ。公園に行って彼らが寄って来なかったら公園にきた気がしないだろう。彼らが居るから普段あまり近づいてこないスズメだってすぐそばまで来てくれるのだ。よく見ると可愛いじゃないですか。私は最高で10羽ぐらい飼っていました。 ハトは平和のシンボルです。決していじめてはいけません。手乗りバトって可愛いですよ、時間と余裕がある方はぜひ飼ってみて下さい。 NO134 2001/01/20 (土) 雪を踏み固めながら鳥屋野潟まで行ってきました。いつもカモたちが居る所は氷に覆われ20メートルくらいの雪の大地になっていました。ハクチョウたちは寒いのか水に浮かばず氷の上に立っています。普段あんまり足を見る機会が無いのでなんかユーモラスな感じがする。お尻をフリフリ歩いていました。 その中に真っ黒なハクチョウが?よく見るとオオヒシクイでした。大きいハクチョウに負けていません。10羽ぐらいのグループで仲良くおねんねしている…気持ちよさそう♪ NO135 2001/01/21 (日) 昨日はあんまり時間が無かったので今日はじっくり“オオヒシクイ”を観察しました。見れば見るほど大きい。大きいのは体だけではなくてフンも大きい。氷の上におびただしいフンが落ちている。どうしてオオヒシクイの物かわかったかと言うと近所の鳥好きの人が「あれオオヒシクイのフンですよ」と教えてくれたからです。最近鳥見さんの知り合いが増えつつある。 ただ残念なのは氷のせいで鳥たちが湖の真中近くまで行ってしまい双眼鏡を使ってもあまり大きく見えない事です。しかしハクチョウは、はっきり見れました。 NO136 2001/01/22 (月) 横断歩道で信号待ちをしていたらハトがよってきました。でも何かおかしい…なんと足の指がちぎれている。ビニールの糸が指に絡み付いて指を落としたのだ。よっほどお仲が減っていたのだろう私をじっと見ておねだりをしている。「ごめんよ今何も無いんだ」そう心で思いながらなんとかその紐を取ってやろうと手を差し出すとハトは慌てて私から距離をおく… 5分もそんなことを繰り返しているとハトは何ももらえないとわかったのかあきらめてどこかに行ってしまった。ゴミはきちんと出しましょう。鳥たちは糸が体に絡みつくと自分では取れないのです。 NO137 2001/01/23 (火) 鳥屋野潟を一周していてあるものを見つけました。巣箱です。しっかり木の幹に取り付けられています。素人のつけ方ではなかったので“野鳥の会”か“公園緑地課”の職員がつけたのでしょう。今は冬なので当然誰も居ないみたいでした。よく見ると随分と年季の入った巣箱です…ということは随分前から鳥のための整備がされていると言う事です。 他にもないかと見て回りましたがその1個のみ、他にはありませんでした。暖かくなったらどんな鳥が入っているか見るのが楽しみです。 NO138 2001/01/24 (水) だいぶ雪がとけてきました。でもまだ歩道がでこぼこで気をつけないと滑りそうです。歩いていると普段自転車や車に乗っているときと違っていろいろな鳥の声が聞こえてくる。遠くで聞こえるヒヨドリの声、今日は意外とスズメの声が少ない。電線に止まっているムクドリが盛んに鳴いている。フンをかけられたらたまらないので少し道路の方に迂回しながら歩いた。 30分も歩くとそこら中の路地から子供たちが通学のため現れ始めた。とたんに当たりは騒がしくなり当然雪を踏む足音も大きくなる。いつのまにかあんなに聞こえていた鳥の声も聞こえなくなった。明日はどんな鳥の声が聞こえるのだろう。 NO139 2001/01/25 (木) 電線に大きな鳥が止まっていました。よく見るとトビです。普段見慣れたトビも電線に止まっていると違う鳥に見える。いつも大空を飛んでいる姿しか見てないからよけいそう感じるのかな? 物珍しさもあってトビをまじまじと観察した。意外とカッコイイ。キリリとした目がりりしい、さすが猛禽類凄みさえある。そんなトビのすぐ近くに小鳥が止まっている、あれがわからない。トビが怖くないのかな?小鳥を見ると必ず襲いかかる訳ではないのかも知れません。 NO140 2001/01/26 (金) 普段めったに居ないオオヒシクイが信濃川に居た。他のカモ達に混じっていたがひときわ大きいのですぐわかるのだ。水の上でバタバタ羽ばたきをしたり毛づくろいをしたり忙しそうだ。たった一羽だったけどどこか近くに仲間が居るのかな? やっぱり鳥たちも自分と同じ仲間が居ると安心するんだろうか。私が寂しがりやだからたった1羽で鳥がいると気になってしまう。 |