鳥バカ通信局  2000  1月   NO121〜NO130  戻る
NO121
2001/01/07 (日)

今日は本物の“日本野鳥の会”新潟県支部の探鳥会に遭遇しました。初対面なのに双眼鏡を覗かせてくれたり1羽1羽の鳥について丁寧に説明して頂いてありがとうございました。こちらの質問にも面倒くさがらずに全てお答えいただき感謝でいっぱいです。それに初めてオオタカを見せてもらってその目の鋭さにたじたじでした。

今までわからなかった白鳥の種類も教えてもらって助かりました。いつも鳥屋野潟にいる白鳥が“オオハクチョウ”で近所にエサを探しに行く白鳥が“コハクチョウ”なんて始めて知りました。帰りがけに“野鳥の会”の案内書までもらってとても得しました。でも入るかどうかはわかりません。年会費5.000円は高い、入るとしたら支部になると思います。それだと年会費2.000円と手ごろです。


NO122
2001/01/08 (月)

昨日双眼鏡を覗かせてもらってどうしても欲しくなったので買いました…双眼鏡…よ、よく見える今まで全部、同じに見えていたカモが識別できます。“スーパースター双眼鏡”をリサイクルショップで3.000円でゲット!しかも新品!10‐30×25の倍率…ごく遠くを見るつもりでなかったらこの位で充分ですよね。きっと…

さっそく鳥見に行きました。おー見える羽の色がはっきりわかります。倍率を上げすぎるとブレて見ずらいですね。三脚がつけられるタイプじゃあないので杖みたいな物で三脚の代わりが出来そうだ。今度やってみよう。


NO123
2001/01/09 (火)

カラスの気が荒いのは有名だがトビに向かって戦いを挑んでいるのには驚く。明らかに体の大きいトビに向かって圧倒的なスピードで蹴散らす。(カラスよりひと回り大きかったので多分メスのトビであろう)勿論トビも反撃はするが、いつもと勝手が違うのかあきらめてどこかに行ってしまった。港の近くだったのできっとエサの取り合いでもしたのだろう。

仮に本当にけんかをしたらどっちが勝つのかな?何だかんだ言っても“猛禽類”のトビにはかなわないと思うのだがでも体力はカラスの方がありそうだ。


NO124
2001/01/10 (水)

近くで見る鳥たちは人目を気にしているせいか、とてもりりしい。しかし遠くの鳥を双眼鏡で覗いたらぼさーっとしてしょぼくれていた。

キジバトが1羽木に止まっている。しかも後姿だ。その姿はまるで疲れきったリストラ寸前のオヤジみたいだ。寒さをしのぐために逆立たせた羽がよりいっそう哀れっぽく見える。気のせいか今ため息を付いたような気がした。双眼鏡を買うまでそんな鳥の姿を見たことが無かったので「鳥たちにもきっと悩みとか心配事があるんだろうな…」と妙に親しみを持った私でした。


NO125
2001/01/11 (木)

今日は朝から一日中風が強かった。しかもミゾレ交じりのためまともに前を見ることが出来ない。鳥は木の葉のように舞っている。

やはり体の大きい鳥は風に乗るのがうまいのか猛スピードでカッコ良く飛んでいる。それに引き換え小鳥たちはかっこ悪い坂道を転がるリンゴのようにクルクル回りながら飛んでいた。こんな風の強い日は飛ばなければいいと思うがエサも探さなければならないからそうも言っていられないのでしょう。

風の神様エサ探しの間だけちょっとお休みしていてください。   全国とりとり応援隊一同より


NO126
2001/01/12 (金)

私のホームページの掲示板に画像が貼れるようになりました。皆が鳥の絵やアニメ、写真など貼ってくれるのでご機嫌です。

最近天気が悪く外で思うように鳥が見れなくてストレスがたまり気味です。天気予報を見ると明日も荒れ気味らしい。天気さえ良ければぜひとも朝早く潟の鳥を見てみたいのだが……

信濃川にかかる万代橋のタモとにカモメたちが100羽くらい羽を休めていた。おかしな事にみんな同じ方を向いているのだ。誰か一羽くらい天敵が来ないか見張りすればいいと思うけど…用心深いのか抜けているのかわからない鳥です。


NO127
2001/01/13 (土)

今日は朝から雪の予報だったが降っていない。ラッキー♪早速鳥屋野潟まで出かけてみた。現場についたが異常に寒かったのでしばらく車のヒーターで手を温める事にした。すると降ってきました雪が…ボサボサ音を立てて落ちて来た。

もたもたしていると、どんどん悪くなる一方なのでとりあえず鳥見を開始した。少しぐらい視界が悪くても体の大きな白鳥なら見れると思ったからだ。しかし…なんと白鳥が一羽もいなかった。ひょっとすると雪が降るのを察しして早めに餌場に出かけたのだろうか?それでも何か珍しい鳥がいないかと双眼鏡で見てみたが吹雪で全然見えない。

あきらめて車の中でコーヒーを飲んで小雪になるのを待った。室温が上がってくると眠たくなってきたので少しウトウトしていた。そんなに時間が経った気はしなかったのだがどんどん雪が積もって来た。10センチぐらい積もってくるとさすがにヤバクなって来たので帰る事にした。

新潟の人は基本的にチェーンを普段車に積んでいない。20センチぐらいの雪だったらスノータイヤだけの方が走りやすいからだ。しかし積もりかけの雪道は危ないアスファルトと雪の間に水が沸いて異常に滑りやすくなるからだ。

夜になり天気予報で新潟市は10センチと発表していたが地域差があるのが新潟の特徴だ。私の鳥屋野潟付近は大体18〜20センチという所だろうか。明日は晴れてくれるといいのだけれど…でも無理かな。


NO128
2001/01/14 (日)

朝起きて外を覗くとやはり雪が積もっている。30センチって所だろうか、冷えないように身支度をすると雪かきにかかった。私のところは吹き溜まりになってしまうため他の場所より雪が積もる。それでも午後からは晴れてくれたのでこれ以上積もる事はなさそうだ。

この雪の中、鳥たちはどうしているか気になってきた。しかし普段ならすぐ出かけるところだが長靴より積もった雪の中を歩いていく元気は無いので残念ながら今回はパス。なんて根性が無いんでしょう。


NO129
2001/01/15 (月)

今日は雪が積もっていたので4Kの道のりを歩いていく事にした。まあ考え様によっちゃあバードウォッチングをしていると思えばいいのだ。いつもの鳥屋敷の前を通りかかると雪の積もっていないわずかな隙間にスズメがびっしり座っていました。何であそこだけあんなにスズメがいるのだろう?

私は思った。あそこの家にはきっと正直じいさんが住んでいてスズメを可愛がっているのだろうと…すると意地悪ばあさんも住んでいるって事か?……なんてバカな事考えているのだろうそれじゃあまるで“舌きりスズメ”ではないか。早く行こう会社に遅刻してしまう。


NO130
2001/01/16 (火)

いつも鳥たちでいっぱいになる水田に鳥が居ない。雪が積もってエサをとることが出来ないのだ。スズメやカラスなどはゴミ捨て場で何とか飢えをしのいでいるみたいだが後の鳥はどうしているのだろう?木の新芽を食べているのだろうがそれにしたって限度があるはずだ。

やっぱり餌場は居るな。冬の間だけでも餌箱を作ってあげたほうがいいみたい。


いつも鳥たちでいっぱいになる水田に鳥が居ない。雪が積もってエサをとることが出来ないのだ。スズメやカラスなどはゴミ捨て場で何とか飢えをしのいでいるみたいだが後の鳥はどうしているのだろう?木の新芽を食べているのだろうがそれにしたって限度があるはずだ。

やっぱり餌台は居るな。冬の間だけでも餌台を作ってあげたほうがいいみたい。