鳥バカ通信局 2000 9月 NO1〜NO10 戻る |
2000 9月 NO1 2000/09/03 (日) スズメは面白い。今日はスズメのドロップキックを見た。美味しそうな草の実がたわわに実っている野原でスズメたちが草の茎にキックをして実を落としているのだ。 最初は何をしているのかわからなかったがキックをしては、したに下りて何かをついばんでいるのを見て「ああ、実を落として食べているのか」と一人納得した。スズメくん君達は頭がいい。 NO2 2000/09/04(月) カメラ片手に鳥の写真を撮りにいった。でも残念な事に私のカメラはバカチョンカメラなので被写体に思いっきり近づかないと、うまく撮れない。 しかしそんな私をキジバトがかわいそうに思ったのか「デデーポーポー」私はここに居ますよ、と言わんばかりに鳴きだした。しかもツガイだ。どうやら巣があるらしいもう9月だというのにハトはまだ卵を産むのかな?」後で調べてみよう。 2メートルぐらい近づいても逃げる気配が無いチャ〜ンス♪私はやっとこさ鳥の写真を撮る事に成功したのだ。その間約1分位キジバトくん脅かしてごめんね。おかげでいい写真が撮れました。
新潟県栃尾市の水田で真っ白い蛇(マムシ)が捕獲されました。同市の西片名夫志さんが農作業中に発見して捕まえたもので、全身が肌色がかった白色で目は赤く全長45センチあったそうです。 ジャパンスネークセンターの話によると何十万匹に一匹の確率で生まれる。メラニン色素の欠乏した「アルビノ」の可能性があると話している。 当然、西片さんは「おめでたい神の使い」と大事に飼っているそうです。 とにかくこのマムシ君も色が白いおかげで「マムシ酒」だけにはならずにすんだようだ。 NO3 2000/09/05 (火) すずめは。お米が好きだ。だから私はスズメの事を「お米鳥」と呼ぶ。新潟は今まさに実りの秋を迎えようとしている。水田にはこうべを垂れた稲穂が黄金に輝いている。 居るのだそこにお米鳥が…朝、通勤途中で見たらおよそ200羽、朝ご飯の真っ最中でした。鳥よけの風船もピカピカテープもなんのその彼らはひたすらお米を食べていた。 スズメの居る所だけゴマシオおにぎりみたいに点々と黒くなっているからすぐわかる。 カカシを立てても無駄だ。すぐフンだらけにされてしまう。でも今だけだからお百姓さん大目に見てね。お米の無い時はちゃ〜んと害虫取ってくれていますので…お米鳥に成り代りましてお詫び申し上げます。 NO4 2000/09/06 (水) 水田でスズメの次に多いのが以外にもツバメさんかな、往く夏を惜しむかのように大空を飛んでいる。お米の中にはスズメその上にはツバメといと構図だ。 きっとお米の取入れがすむとあっという間にツバメさんは居なくなっちゃうんだろうな…あの真っ黒な服を着たスピード狂が居なくなるかと思うとちょっと寂しい。 真っ黒なツバメさんが帰っていったら新潟にはいよいよ冬鳥の代表格、真っ白なそう!白鳥がやってくる。そして真っ白な雪とともに長く厳しい冬もやってくる… その前に食欲の秋もやってくる…あ〜腹へった。(最後までシリヤスにやれば「ホー鳥尾も言うようになったな」と言われた物を…駄目な僕♪) NO5 2000/09/07 (木) 一部の着飾った派手な鳥を除き、ほとんどの鳥は風景や緑にまぎれてしまって探すのも大変だ。あのカワセミだって飛んでいるときは綺麗なブルーが目に飛び込んでくるけど、いったん木の杭や石に止まられるとちょっとわからない。 てことは俺も風景にまぎれてしまえば鳥に気づかれないって事だな…全身に葉っぱ貼り付けてみっか…でもちょっと恥ずかしい♪ NO6 2000/09/08 (金) 近くの公園にクジャクを見に行った。立派な羽が落ちていたらゲットしょうと思ったからだ。しかし無かった。あったのはクジャクの餌のおこぼれをいただきに来た小鳥の足跡だけ。その中にスズメの物らしい小さな羽が落ちていた。 それをとって投げてみた。クルクルとお皿のような円を書きながらゆっくりと落ちていく。それを10回ぐらい繰り返したとき自分の目が回ってしまったのでやめた。私って本当にこんなつまらない事が好きだ。 NO7 2000/09/09 (土) 今日は休みなので朝早く鳥見&散歩をしょうと思っていた。ところが雨でした…そこで考えた。 雨の中無理に鳥見を決行して足を滑らし池に落ちたらどうしょう…すぐ近くを通りかかった車に水しぶきを、かけられる恐れもある… あまりにもリスクが大きい今日はバードウォッチングはや〜めた。図書館に行って鳥の図鑑を眺める事にしょう。 (どうして鳥の図鑑ってあんなに高いんだ。一冊3千円も4千円も出せないぞ。もっと庶民的な価格を望む) NO8 2000/09/10 (日) 鳥屋野潟のヨシ原で、けたたましく鳴く鳥がいた。他の鳥の声は俺は聞いてもよくわからないけど、この鳥の声は良くわかる。 オオヨシキリだ。とにかくその鳴き声はうるさい。「ギョギョギョ」っと口が裂けるくらい大口を開けて鳴いている。あれって「ここは俺の縄張りだぜ!」って鳴いているんだろうか? ドラえもんの「ホンヤクこんにゃく」でもあったら鳥がなに言っているのかわかるのにな…
新潟県北蒲原郡水原町の瓢湖ではいよいよ白鳥を迎えるための環境整備が始まった。まず湖面を覆い尽くさんばかりの勢いの植物の除去だ。 特にこの夏の暑さで異常繁殖したハスの刈り取りは困難を極める。約八ヘクタールある湖面の四分の三をハスに覆いつくされてしまったのだ。 町職員が腰まで水に使って白鳥の水路を作るためにハスの刈り取り水草の撤去と、なれない作業に悲鳴を上げながら汗を流した。 NO9 2000/09/11 (月) 新潟のコシヒカリは風に弱い。だいぶ前から稲が倒れ始めていたので刈り入れはそろそろかなと思っていたら昨日の日曜日いっせいに収穫作業をしていた。(コシヒカリは美味しいんだけど腰が弱く風ですぐ倒れる) 今日の朝、刈り入れの済んだ田んぼを見たら案の定、落穂拾いのスズメ、ムクドリ、カラスなどが、一生懸命食事をしていました。 スズメはお米でカラスは住み家の無くなったバッタでも食べているのかな?ムクドリは何を食べているのか「ギャーギャーギョギョ」とけたたましく自己主張をしていた。 無くしてはならない物のひとつに、この田園風景があると思う!故郷を離れている皆さん新潟はもう秋ですよ…たまには帰って来てね。 NO10 2000/09/12 (火) 今年は鳥のホームページを立ち上げた事もあって冬の渡り鳥のことが気になってしょうがない。さいわい私の近くの鳥屋野潟は水質はいまいちだが水鳥が多い。 一年中野鳥はいるがやっぱり圧倒的に冬の渡り鳥のほうが存在感がある。小鳥など「どこに行ったのかな?」と思うほどお目にかかれない。 そのかわり白鳥、カモ類などが私たちの目を楽しませてくれる。もちろん右を見ても白鳥左を見ても白鳥なんているわけじゃありません。(瓢湖なら別あそこは白鳥、カモの宝庫だ) 冬鳥のわたりはもうすぐだ。今年はどの鳥が一番にわたってくるんだろう…楽しみだ。 |